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家電メーカーで働いているmeideruのブログです。主に技術系・ガジェット系の話を書いています。

新卒3年以内に転職ってアリなの?色々と調べたので、自分の考えを書いてみる

 

仕事

新卒2年目のmeideruです。

「あれ、俺に、この仕事が向いてないんじゃないの?」

と思うようなことが時々あり、ほんの少しですが「転職」というワードが、頭を過ることがあります。

新卒3年以内に転職ってどうなんでしょうかね?

疑問に思ったので、3年以内に転職するのはアリなのかどうか、メリット・デメリットを調べてみました。

目次

新卒3年以内に会社を辞める人の割合は?

新卒3年以内に会社をやめる割合(大学卒)

引用: 厚生労働省-学歴別就職後3年以内離職率の推移

厚生労働省のデータによると、大卒は3年以内におよそ3割が離職しています。

この傾向は、多少波があるものの、昭和62年から、あまり変わっていません。

新卒3年以内の離職率が高い職種は?

職種 3年以内の離職率
宿泊業・飲食サービス業 49.7%
教育・学習支援業 46.2%
生活関連サービス業・娯楽業 45.0%
医療、福祉 37.8%
小売業 37.7%

引用: 厚生労働省-新規学卒就職者の産業別就職後3年以内離職率のうち離職率の高い上位5産業(平成27年)

多忙でサービス残業が多いような仕事が上位に位置しています。

私もそうですが、ワークライフバランスを重んじる最近の若者は、こういった仕事を嫌がります。

新卒3年以内に会社を辞める主な理由は?

新卒3年に会社を辞める理由(大学卒)

引用: 労働政策研究-初職が正社員であった離職者の 初職を辞めた理由

  1. 労働時間・休日・休暇の条件がよくなかった(29.2%)
  2. 人間関係が良くなかった(22.7%)
  3. 仕事が自分に合わない(21.8%)

新卒3年以内に転職するメリット

新卒3年以内だと、第二新卒という扱いになります。

定義は様々ですが、第二新卒とは、新卒で入社してから1〜3年で、転職を志す人達(25歳前後が一般的)のことです。

私は、実際に第二新卒として、転職活動をしているわけではありません。下記は、転職活動をしている色々な人のブログを見て思ったことです。

第二新卒として転職することのメリットは、本当にやりたい仕事に就ける可能性が高くなることではないでしょうか。

第二新卒として転職活動に成功した人のブログを見ていると、「本当にやりたい仕事に就けた」という趣旨の内容を書いている人が多いです。

一度、入社した会社を辞めたいと思っているということは、その会社の自分の仕事のどこが自分に合わないかわかったいるはずです。

転職活動する際は、自分に合わない条件を満たしてくれる仕事を探せば、良い結果を得ることができるのではないでしょうか。

新卒3年以内に転職するデメリット

デメリットに関しては逆に、第二新卒で転職したことを後悔している人のブログに書いてあることから抽出しました。

多く書かれていることは、同期との繋がりがなくなってしまうことを嘆いていることです。

転職した直後は、同期と連絡を取ることが多いようですが、次第に連絡を取らなくなってしまう人が多いと読み取れました。

同じ時期に入社し、同じ会社で研修や仕事などで、辛さを分け合った同期は、かけがえのない存在で、なんでも相談できるでしょう。そういった同期を失った影響は大きいようです。

転職すると、同期という存在はいなくなります。

 

一方で、

デメリットとして「入社してすぐに会社を辞めたので、社会的に信用を失った」という内容を書く人が多いと思っていたのですが、見受けられませんでした。

「大企業から中小企業に転職して、親戚からの信用を失った」というピンポイントな記事は見かけましたが、社会的に信用を失ったという内容を書いている人はいませんでした。

日本も欧米程ではないですが、終身雇用が崩壊しつつあり、雇用が流動的になり、転職が当たり前になったからでしょうか?

総括

個人的には、3年以内の転職というのは、全然アリだと思っています。

理由にもよりますが、仕事内容が自分にマッチしていないと感じているなら、今すぐ転職したほうが良いと思います。続けていても仕方ないでしね。

よく「石の上にも3年」なんて言われますが、嘘だと思ってます。なぜ、「3年」なのかよくわからないですし、根拠がありません。

 

アップルを創業したスティーブ・ジョブズは、スタンフォード大学での演説で、以下のような名言を残しています。

私は毎朝、鏡に向かって『もし今日が自分の最後の日だとすれば、今日しようと思っていることが、本当にしたいことだろうか?』と自問するようにしている。もしその答えが「ノー」だという日が何日も何日も続くようであれば、何かを変える必要があると思うわけだ。

“I have looked in the mirror every morning and asked myself: “If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?” And whenever the answer has been “No” for too many days in a row, I know I need to change something.”

(引用: Quote by Steave Jobs)

 

また、ソニー創業者の盛田昭夫も、入社式で毎年、新入社員に向かってこう言っていました。

君たち、ソニーに入ったことをもし後悔するようなことがあったら、すぐに会社を辞めたまえ。人生は一度しかないんだ

(引用: 盛田昭夫の名言・格言30選|心に響く言葉)

 

参考になれば、幸いです(´・ω・`)

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