【学生エンジニア向け】IT企業に入社する前に勉強すべき3つのこと
就職してからはや4ヶ月が経ちました。
月日の流れは本当に速いものですね。
私は今年の4月に就職しました。大手家電メーカーで、組み込み開発の仕事に従事しています。
学生時代に色々と勉強していたので、先輩社員に教わる前に知っていることが多いように思います。
しかし、以下で述べる3つのことについてはよく知らなかったので、今勉強をしています。
今日はその3つのことを、これからIT系の会社で働く学生向けに、勉強しておいた方が良い3つのこととして紹介したいと思います。
目次
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前提として
前提として、何らかの言語で自由にコードを書くだけの力があることを想定しています。
具体的に言うと、最低でも簡単なソフトを作るだけの能力がある大学生を想定しております。
勉強しておいた方が良い3つのこと
それは以下の3つです。
- UML
- ソフトウェアテスト
- デザインパターン
UML
UML(Unified Modeling Language)とは、ソフトウェアの設計書を書くための規格のようなものです。
基本情報・応用情報の勉強をしたことがある人は知っていると思います。
会社に入ったらガッツリと使うことになります。上流工程であれば、これを使って設計図を書くことが仕事になります。逆に、下流工程であれば、これを元にコードを書く仕事になります。
UMLがわからないと仕事になりません。
私が勉強に使用した本は「かんたん UML入門」です。
UMLには様々な図の種類があります。ですが、すべての図を使うことはありません。職種によってよく使う図というのは違います。例えば、私のような組み込みソフトウェアのエンジニアであれば、シーケンス図をよく使います。
上で紹介した本は、様々な図の種類を一通り網羅しています。自分が就く職種でよく使う図を調べて、入社する前に勉強することをオススメします。
ソフトウェアテスト
学生時代は何かコードを書いたら思いつきでデバッグしていました。
俺氏「うんうん、ここに流れがきてるから正常に動いてるな。よし!」
みたいなw
趣味レベルではこれでいいかもしれませんが、仕事でこれはダメです。ソフトウェアテストには、様々な確立された手法があるのです。
オススメの本は「ソフトウェアテストの教科書―品質を決定づけるテスト工程の基本と実践」です。
テストの手法が一通り紹介されています。入社前に一度この本に目を通すことをオススメします。
デザインパターン
ここでいうデザインパターンとは、GoFのデザインパターンのことです。
デザインパターンとは、ありとあらゆるソフトウェアは典型的な23パターンで作られていて、このパターンに従って書けば、良いコードが効率的に書けるという考え方です。
会社に入るとバリバリ使います。恥ずかしながら入社したときはシングルトン(デザインパターンの一種)しか知らなかったので苦労しました。
オススメの本は「オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン」です。
翻訳はイマイチなところがありますが、じっくりと読めば理解できます。詳しく説明されているので、この本がベストだと思います。
まとめ
趣味レベルだとプログラムが書けるだけで良いですが、エンジニアという職業になるとそれだけではダメです。今年の4月に就職してそう感じています。
今回紹介した3つのことは仕事で確実に使うと思うので、入社する前に勉強しておくことをオススメします(´-`).。oO
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