「ハドソン川の奇跡」が良い映画だった件
一昨日、「ハドソン川の奇跡」という映画を観てきました。
イーストウッド監督の作品です。
@ハドソン川の奇跡
この映画は、2009年に起きたUSエアウェイズ1549便不時着水事故という実際の航空機事故を映画化したものです。
今日は、この映画を観た感想などを書きたいと思います。
目次
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あらすじ
2009年1月15日、USエアウェイズ1549便がニューヨーク・マンハッタンの上空850メートルを飛行中、バードストライクによって全エンジンが停止、コントロールを失う。機長のチェスリー・サレンバーガーは必死のコントロールと苦渋の決断の末、ハドソン川に機体を不時着させる。
結果、1人の犠牲者も出さず、この奇跡的な生還劇は“ハドソン川の奇跡”として全世界に報道され、サレンバーガーは一躍、国民的英雄となる。
しかし、サレンバーガーはその後、国家運輸安全委員会の厳しい追及を受けることになる。
(Wikipediaの「ハドソン川の奇跡 (映画)」より引用)
ネタバレ
多額の保険金などが動くため、「サレンバーガー(乗客を救った英雄パイロット)は川に飛行機を不時着させて飛行機を大破させたが、本当は空港に引き返すことができたのではないか?」という感じで難癖をつけられて、パイロットは公聴会で国家運輸安全委員会から追及を受けることになります。
結論から言うと、パイロットの全面勝訴で終わります。
国家運輸安全委員会はフライトシミュレーターを用いて事故当時の飛行機の状況を再現し、空港に引き返せることを示します。これを材料にしてパイロットを追求しました。
@フライトシミュレーターの例(ascii.jpさんより引用)
「シミュレーターでは、飛行機は空港に引き返すことができた。川に飛行機を不時着させたのはサレンバーガーの判断ミスではないのか?」といった感じで追及します。
しかし、実はこのシミュレーターでの検証にはトリックがあったのです。
まず、シミュレーターで検証を行ったパイロットは空港に引き返す練習を17回も行っていたのです。更に、APUを起動時間なども考慮せずに事故が起こったら即座に空港へ引き返していたのです。
これに対して、追及されているサレンバーガーは反論します。「我々はAPUの起動なども行った。バードストライクが行ってから35秒待機してから、もう一度シミュレーターで検証してみろ」といった感じで。
すると、テストパイロットは全機墜落、誰も空港に引き返せる人はいなかったのです。
こうして、全面勝訴で終わります。
感想
機長(サレンバーガー)がカッコイイ
機長がとにかくかっこいいです。
川に不時着したので、当然、水が飛行機内に入り込みます。
機長も逃げなければならないのにも関わらず、最後の最後まで機内に人がいないことを確認します。この姿がとてもカッコよかったです。
パイロットという仕事に本当に誇りを持っているんだなというのが伝わってきました。
某国の沈没船の船長を思い出した
某国の沈没船の船長を思い出しましたね。某国とは韓国のことなんですが・・・。(2014年韓国フェリー転覆事故)
セウォル号は沈没してから誰よりも先に船長が逃げましたが(;^ω^)
サレンバーガーは全く違いました。最後の最後まで乗客が避難したことを確認してから自分も避難しました。
思ったよりも短い映画だった
思ったよりも短い映画でしたね。
終わった瞬間に「えっ」思ってしまうほどでした。
ただ、これは時間的に短いという意味であって、映画の内容が薄かったという意味ではありません。
点数
映画を観たら点数をつけることにしているので、こ映画にも点数をつけます。
点数は
81点
です。
内容的には90点弱差し上げても良いと思いましたが、時間的に短ったということで81点にしました。
まとめ
良い映画だったと思います。見る価値は十分にあると思います。
行けたら、もう1回観に行きたいですね(*’▽’)
以上です!
ノシ
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