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人工知能のプロ野球の予想順位が外れすぎててワロタ

 

最近は機械学習(特に自然言語処理を中心に)を勉強しています。

今日は、機械学習に関して面白いニュースを見つけたので、記事にしようと思いました。

プロ野球(スタジアム)

それは、プロ野球の順位を人工知能で予測するというものです。

目次

人工知能「ZUNO(ズノ)」とは

こんな記事を見つけました。

セ・パ両リーグの順位を予想したのは、広告大手・電通の制作チームが開発を担当した「ZUNO(ズノ)」というスポーツ解説システムだ。

世界トップのプロ棋士を破ったことで大きな注目を集めた「AlphaGO(アルファ碁)」にも採用された「ディープラーニング」という機械学習技術を応用。2004年から記録されているプロ野球公式戦の全打席データを学習することで、投手の配球などを統計的に予測できるという。

300万球分の配球データを学習したズノの予測によれば、日本ハムと西武の開幕戦1回オモテ、有原航平投手(日ハム)が投じる初球は「インコースのストレート」になる確率が最も高いという。

そんなズノは、17年のペナントレースの順位予想も行っている。過去10年の各チームの主要な選手成績を分析した指標を掛け合わせ、まずは「総得点」と「総失点」を算出。この2つのデータを、セイバーメトリクス(野球統計)の分野でよく使われる特殊な数式にあてはめ、各チームの「勝率」を予測した。

(引用:https://www.j-cast.com/2017/03/31294438.html?p=all

 

要約すると、ディープラーニングを用いたプロ野球の順位を予想する人工知能ということですね。

300万もの配球データを学習させたと書いてあります。

セイバーメトリクスとは、データを統計学的見地から客観的に分析し、選手の評価や戦略を考える分析手法のことです。

マネーボールという映画では、セイバーメトリクスを用いてチーム改革を行なっていました。

予想結果

ZUNOによる2017年シーズンの予想結果は以下です。

@セ・リーグ
ZUNOの予想(セ・リーグ)

セ・リーグの首位は巨人で、最下位は阪神となっています。

昨シーズン優勝の広島カープは3位という予想。

 

@パ・リーグ
ZUNOの予想(パ・リーグ)一方のパ・リーグの予想は首位が日ハムで再開が楽天となっています。

昨シーズン優勝の日ハムはそのまま今年も優勝という予想です。

ここまでの順位

さて、ここまで(6月18日)の順位はどうなっているのでしょうか。

ZUNOの予想と比較してみましょう。

 

@セ・リーグ

ZUNOの予想 実際の順位
1位 読売ジャイアンツ 広島東洋カープ
2位 横浜DeNAベイスターズ 阪神タイガース
3位 広島東洋カープ 横浜DeNAベイスターズ
4位 東京ヤクルトスワローズ 読売ジャイアンツ
5位 中日ドラゴンズ 中日ドラゴンズ
6位 阪神タイガース 東京ヤクルトスワローズ

これはひどい予想ですねw

何がひどいって、上位と下位の順位が真逆だというところです。

阪神は最下位と予想してますが、現実は好調で2位です。

また優勝と予想している巨人は、先週13連敗という新記録を残し、自力優勝はできなくなりました。

 

@パ・リーグ

ZUNOの予想 実際の順位
1位 北海道日本ハムファイターズ 東北楽天ゴールデンイーグルス
2位 福岡ソフトバンクホークス 福岡ソフトバンクホークス
3位 埼玉西武ライオンズ 埼玉西武ライオンズ
4位 オリックス・バッファローズ オリックス・バッファローズ
5位 千葉ロッテマリーンズ 北海道日本ハムファイターズ
6位 東北楽天ゴールデンイーグルス 千葉ロッテマリーンズ

パ・リーグの予想もまたひどいwwwwwwww

こちらも上位と下位の順序が真逆ですwwwwwwww

首位と予想している日ハムは、けが人が続出で苦戦しています。

一方、最下位と予想している楽天は打って変わって絶好調の首位です。

まとめ

人工知能しょぼすぎワロタwwwwwwww

ZUNO(ズノ)からMUNO(ムノ)に改名した方が良いのではwwwwwww

とはいえ、まだシーズンの途中ですから。ここから予想に近づく可能性もないとは言えません。

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