【学歴フィルター】底辺大学から大企業に入った私が思うこと
最近、マイナビの「大東亜帝国以下⑨」が話題になりましたね。
私は底辺の大学から大企業に入社したので、このニュースを読んで色々と感じることがありました。
今日は、思ったことを書きたいと思います。
目次
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プロフィール
社会人4年目。
底辺大学の学部を卒業し、大手家電メーカーに組み込みエンジニアとして入社しました。
周りの同期や上司は、全員、超一流大学の院卒です。そんな中、毎日奮闘しております。
meideru blog は匿名で運用しているため、具体的な大学名や会社名については控えさせていただきます。。。
会社の名前は、この記事を読んでいる方も必ず知っていると思います。
マイナビが出身大学でフィルターをかけていた件について
きっかけは、下記のツイートで発覚したマイナビのメールによるものです。
詳細の説明については、下記のリンクに委ねたいと思います。
https://twitter.com/koda20006/status/1467680979532017665
「学歴フィルター」について思うこと
「学歴フィルター」は存在する
学歴フィルターの定義を「出身大学だけを見て、エントリーシートを読まずに不採用を決定すること」とするならば、そういったやり方を採用している企業はたくさんあると思います。
私は人事ではないので、自分の会社の具体的な選考プロセスについては把握していません。しかし「どれくらいの量の学生がエントリーしてくるのか」については、おおよそですが、把握しています。
文系理系 合わせて数万人単位です。
時間的な観点から、全員と面接することは到底不可能です。私の会社は、全員のエントリーシートに目を通していますが、会社によっては、それさえ不可能であることも十分考えられます。
であるとすれば、出身大学だけで線引をすることは、やむを得ないと思います。
基本的に、新卒採用においては「偏差値の高い大学の学生 = 会社で優秀な人材」で間違いない
物議を醸しそうなサブタイトルで恐縮ですが…
自分の経験上、これは間違いないです。 (あくまで私の意見ですが…)
私は底辺の大学の学部→大企業に入社しました。会社の同期や上司は、全員、超一流大学の院卒です。
そういう意味で言えば、底辺から頂点までの環境を見たことがある、とも言えると思います。
その経験上「偏差値の高い大学の学生 = 会社で優秀な人材」で間違いないということです。
初めて会社のインターンシップで、優秀な大学に通う学生と話したときの印象は今でも忘れられません。
彼ら彼女らは、それ相応の専門知識があり、とてもとてもロジカルに喋る。「自分の大学の同期とは全く違うな…」と感じたことを、今でも鮮明に覚えています。
その後、正式にこの会社に入社し、今は、更にその上をいく人たちと一緒に仕事をしています。
恐らく、私の底辺大学の同期の中に、この会社で働ける人は誰もいないでしょう。
それくらいのレベルの違いを感じました。
ただし、サブタイトルにも記載の通り、学歴フィルターが正常に機能するのは「新卒採用の場合のみ」だと思っています。
私の会社は、中途採用も積極的に行っており、底辺〜中堅の大学の人も、そこそこ入ってきますが、そういった人たちは、とてもとても優秀です。
前の会社で鍛錬を積んだ結果、こうなるのだと思います。
学歴フィルターを活用することは、効率の良い採用活動である
ここまでの話をまとめると
- 大企業にエントリーする学生の数はとても多く、企業は全員を相手にすることはできない
- 通っている大学と能力には、一定の相関がある
といえます。
採用活動の効率を考えると「学歴フィルター」は、あっても仕方のない仕組みだと思います。
底辺大学を卒業してしまっても、一流大企業に入れないというわけではない
もしも、一流大企業に入りたければ…
前述の通り、学歴フィルターがない一流大企業もあります。そういった会社を狙えばよいのではないでしょうか。(もちろん大学生活の中で、それ相応の努力をすることが必要)
また、中途採用では、そこまで学歴を意識しない企業も多いと思います。なので、まずは別の会社に入って、鍛錬を積んでから、という手もあるのではないでしょうか。
私のように底辺大学を卒業したとしても、人生終わりではないです。
まとめ
「学歴フィルターという仕組みは、善か悪か」という議論をする以前に、企業にとっては効率の観点から「活用しなければ、採用活動をできない仕組み」だと思っています。
そして、底辺の大学を卒業したとしても、やりようはいくらでもあると思います。
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